名勝小金井(サクラ)について
小金井桜の名で知られる玉川上水の桜並木は、武蔵野新田の開発が行われた元文2年(1737)頃、代官川崎平右衛門定孝等が新田の賑わいのため、吉野(奈良県)や桜川(茨城県)からヤマザクラの名品種を取り寄せ、小金井橋を中心とする玉川上水堤の両岸約6キロメートルに植えたものと伝えられています。
子規がみた桜は、ヤマザクラが広がる小金井桜のことであり、その美しさに感動して詩を詠んでいます。
名勝小金井(サクラ)名勝指定100周年記念事業
令和6年12月9日に名勝小金井(サクラ)は文化財指定を受けて100周年を迎えます。
これを記念して、小金井桜の歴史を尊び、市民の皆様と一緒に次の100年に繋いでいくための機会とし、小金井桜を「知る つなげる 笑顔広がる」ことを事業理念に掲げ、令和7年春までの期間内で100周年記念事業を実施します。
映像と写真で見る名勝小金井(サクラ)
小金井桜の景観(多様性や学術性)は、三好学氏やコリンウッド・イングラム氏ら多くの人を魅了しました。
明治時代撮影の写真をはじめ、大正・昭和・平成とその時々に写し出された写真・映像から小金井桜の歴史をたどります。